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gooが大増強して2位へ、重複調査、先読みソフト

      2000年2月20日

日本の検索エンジン 

 gooが92.2%増加してトップと僅差の2位へ大躍進、データ数は3,170万件でトップです。調査キーで増加の大きいのは「コミック」240%増、「図書館」194%増、「野球」170%増、「マーケット」167%増で、少ないほうは「VRML」44%減、「イントラネット」19%増、「ドメイン」25%増などです。データ数が75%増に対して、調査キーは92%増加しています。一般に、調査キーの増加率はデータ数の増加率よりも少ないものですが、今回はその逆です。情報収集の対象なり検索システムに大きな変更があったとみなせます。

 なお、今週は重複調査を実施しました。以前と同様に、意思決定、翻訳、マック、うなぎ、Communicatorを各200収集して重複数を数えました。良いものから順に、goo 0.0%、AltaVista 0.0%、ExciteJ 0.0%、Netplaza 0.0%、LycosJ 0.6%、InfoseekJ 1.1%です。一方良くないものは、Ringring 21.8%、FreshEye 14.1%、InfoNavigator 10.6%、OCN navi 7.0%です。RingringやInfoNavigatorは検索結果に重複を明示しますので、利用時はパスすればよく、重複は0.0%に近いものとみなせます。

海外の検索エンジン 

 均衡状態が続いています。Inktomi系のAOLとYahooが、それぞれ、14.6%、16.9%増加しています。先週からのハッカー問題ですが、今後ネットが強固になりますので楽観視しています。数年前に脚光を浴びたプッシュ技術のポイントキャスト社がニュース配信を中止するというニュースが流れましたが、無駄なトラフィックを増大させる技術は社会に受け入れられないのは当然です。

 検索デスクのアクセスログですが、14日に同一IPアドレスから朝8:25から12時間で10,745アクセスがありました。これは強力な先読みソフトで実際利用する30〜40倍のファイルをダウンロードしていたためです。これは使う人ではなく、ソフトを作る側に問題があります。同じ14日には、朝8:49から150秒間で4,644アクセス、1秒間に約30の不正アクセスがありました。さらに13日に海外の無料プロバイダーから、容量の大きな8種類のファイルだけを約3時間で275回繰り返しアクセスし、総計168MBダウンロードしています。12日、17日にも同様なアクセスがあり、明らかに悪質です。

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